2021/7/27

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はやいもので、もう明日のゼミが終わったら今学期も終了だ(とはいえ、まだレポート提出が残っているから、まだ終わったという感覚はないのだけど)。春から夏にかけて、大きなストレスだった事案はいまだに残り続けているけれど、自分の実生活におけるいい風向きのおかげで少し気を紛らわせることができている。夏休みの半分くらいはあの場所に戻ることになるだろうけど、あまりしんどいことが続かないことを願いつつ、でもいざとなったらこの家に戻って来ればいいと思えば少し気が楽だ。

梅雨明けしてから急に京都の夏が本気を出してきた。連日35度以上の日が続いている。大学の先輩たちに「京都の夏って毎年こんなんなんですか…?!」と尋ねたら「え、うん、こんなもんよ?」とものすごく普通の顔して返答されて、何も言えなくなってしまった。東京に住んでいたときも郊外のほうで暮らしていたから、こんな暑さ初めてで慄いている(東京だと、都心のビル街の暑さに近いかも?)。数ヶ月暮らしてみて、少しずつ京都の暮らしが気に入ってきたなと思っていたけれど、この暑さは考えものだ。暑い、というより苦しい、という感覚が強い。太陽から殺意を感じるレベルの暑さ。今まで購入していなかった日傘も即購入した(基本的に持ち物を増やしたくないので)。8月いっぱいは京都から離れていようかなと考えているけれど、9月には多少暑さはやわらいでくれるのかしら?京都の人は暑さにも寒さにも強いのかな。

 

最近はなんだか満足感の高い日が多い。きっとそれは周りの人たちとの関係性を少しずつ深められていることに由来しているのだと思う。6月の半ば頃まではやっぱり話せる人が多くなくて、なかなか誰かと何かをするということがなくて、でもそれに対して「ま、別にいっか」と思っていた節があった。でもいったん人の輪が広がっていくと、誰かと何かを共にしたり会話をすることがとてもとても楽しくなっていった。学部のときよりも、当たり前だけど、真面目に研究に取り組もうとしている人や社会のことを深く考えようとしている人ばかりが周囲にいるから、必然的に話が合わないということがなくてだいたい話が弾む。初対面でも研究についてならお互いにたくさん話せるし、それがきっかけでどんどん話が派生していくから、いったん繋がってしまえばその繋がりはどんどん広がっていく。また秋学期に新しく取る授業でも新しい人と出会えるはず。今からたのしみだな。

 

写真は、昨日先輩と同期と行った下鴨神社のみたらし祭りの帰りに目にした美しい風景。京都はふとした瞬間に素敵な景色に出会える。