2021/12/26

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12月、師走。師走というだけあって、しっかりいそがしかったし、一瞬で時間が過ぎてしまっていつのまにかもう年末だ。毎日、毎週こなさなければならないこと、考えなければならないことがずっとあったからか、年末が来たというのに気持ちの面では年末の気分になりきれていない。ずっと頭の中が疑問や悩み、不安、好奇心、そういうものでいっぱいになってる。割合としては前者3つが9割以上を占めてしまっているけれど。わたしはあまり自分が自分に対して厳しいとは思わないけど、少し前にそう友だちに言われたことがある。決して厳しいわけでなくむしろ甘ちゃんなんだけど、でもたしかにわたしは自分ががんばれたことよりもがんばれなかったことばかりを気にするし、そのことでずっとくよくよしている。がんばれなかったこと、努力できなかったことを見つけることの方がずっと容易だ。でもそれは必ずしもいいことではないよね。次の目標のための反省というのではなく、単にアラ探しなのだから。というわけで、自分がすこしでもがんばれたことをきちんと肯定して今年を終えたい。自分ができていないことをできるようにすることも大切だけど、できていることをしっかり肯定していくことだってやっぱり大切だと思う。

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今年はお金管理も自分なりにがんばった。もちろんリミットを少し越してしまう月もあったのだけど、概ね予算内でひと月の出費がおさまるようになった。今月は大切な人たちとの予定があったから越してしまったのだけど、こういうときもあるし、これはこれできっといい出費だった。いい時間が過ごせたのだからオールオッケー!それから、今月はすでに越してしまったのだけど、やっぱり今年のほとんどの期間を新しい土地でゼロから日々をやりこなしていった自分のことを肯定してあげたくて、ご褒美をひとつ買った。まれにある臨時収入は昔から使わずにとっておく癖があって、家の貯金袋に貯めている。以前はある程度の額が貯まったらそれを旅費にまわしたりしていたのだけど、最近はそれもないから、今回のごほうびは臨時収入貯金から出した。好きなお店と好きなアーティストのコラボレーションのコインケース(写真のキーホルダーはそのアーティストのもので、とても気に入って使っている)。きっと使い込むほどにいい味が出てくるはずだし、触り心地も自分に合ってくるだろうからたのしみ。

 

最近の雑感。
①ある病気を異なる文脈で、適切ではない例えで持ち出すこと(ましてやネタとすること)は禁忌だなと、自分がその立場になってようやく痛感した。ネタとして消費されやすい病名だけど、実際はそんなネタにできるものじゃないことを知っている。その病気がどんな影響をもたらすのかを知っている。だからこそ、びっくりするほど笑えなくて、びっくりした。どんな病気であっても実態を知っている人にとってはまったく笑えないし、心が拒絶することもある。自分もさらに気をつけないとなと思うのはもちろん、きっとこれからもそのネタや例えに遭遇するであろうことは簡単に予測できるから、そのときにわたしはいったいどんな顔でどんな反応をすればいいんだろうかと思ったりした。
②就活というものがほんとうに嫌悪感でしかないんだな、わたしは。ということに最近友だちと話していて気づいてしまった。ある程度ちゃんと生活はしていきたいけど、そのために自分が培ってきた知識も考えも踏み躙ることは絶対にしたくない。おかしさに慣れてしまうこともこわい。そもそも自分の育った環境からしても、企業・会社というもの、商売というものと縁遠かったこともあって、なかなかそういう組織のなかに自分がいることをイメージできないし、したくもない。先のことを考えることも大事だけど、今の自分を大切にすることもきっと同じくらい重要。不安定な立場からであっても、やりたくないことをやらないという勇気あるいは強さが今のわたしには必要なのかもしれない。
③久しぶりに「恋バナ」の話題の会話に巻き込まれて身体が窄まったし、心臓がバクバクいってた。「好きなタイプは?」と隣の人が聞かれているとき、絶対に話を振られたくなくて席を立った。恋愛至上主義異性愛主義もホロビロ!クタバレ!
④最近冬がすき。朝の空気が特に。でも乾燥だけは許せないかも。
⑤たくさんの人がいる空間、特に初対面の人ならなおさら無理だな、ということをもう何度も何度も思ってるのでいいかげんわかってください、わたし。とはいえ、わかっていても行ってみたいと思うことや行かなきゃならないこともあるわけで、もっと面白みのある人間だったらよかったのになと思う。