2023-01-01から1年間の記事一覧

多重露光

後悔のない選択をしたいと思っているけど、何をどう選んでも後悔するような気がしてとてもむずかしい。今に始まったことではないけど、年の瀬になって重苦しいことが重なって、何をどう感じていいのかわからなくなっている。避難するようにして移動した場所…

202312 ときどき週報

20231204 手術。局麻そのものが痛くて悶絶。耳元で音がしていることも恐怖。思ったよりも術後が痛くて困っている。泣き言言いたくなって母に電話。いつまでも甘ったれで仕方ない。昔から何度も「〇〇が心配じゃないのか」「死んだら悲しんでくれるか」と言っ…

健康

健康かどうかは損なってみてはじめてわかることだ、と損なうたびに思っている。健康をどうとらえるのかは非常にむずかしいテーマだけど、どのような意味であれ、健康なときに「わたしって健康だな〜」とかって、あんまり思わない。風邪をひいたり、病をわず…

三歩進んで二歩下がって、立ち止まって座り込む

・知らずにいることはできないと思い、インターネットを放浪し情報を得る。が、知れば知るほどに強制的に命を中断/終了させられていく姿があまりにも残酷で、途方もない気持ちになっている。非常に慎重にいわなければならないけど、そのようにして中断/終…

何も損なわれていない

「欠如」ではないということ 灰になった今、どこへいく レンズ豆のポロウ うましかてを 「欠如」ではないということ たしか中学生の頃のこと。しんどかった部活を辞めて、自由に髪を伸ばせるようになり、友だちといるときに一人だけ大声で顧問や先輩に挨拶し…

深呼吸

わたしにとって1年の上半期はだいたい夏のおわりという認識がある。あまり6月は上半期の終わりって感じがしない。たぶんとても長く学生という立場にいるからだと思う。1年の始まりは4月だし、終わりは3月。だから上半期の終わりはだいたい9月だ。今年の上半…

不定形

書いたものを読んでもらったり、人前で話したり、しばらく前に書いた自分の文章を校正したりしていた。読む相手が確実にいることを念頭においた文章は、どのような形式であれ、緊張するし怖い。読み手がいるということは幸福なことであるけれど、どのように…

救われたりなんかしない

例の知らせを夕ごはんを食べているときに目にした。心臓が抉られるような痛みとはこういうときのことを言うのか、と。とにかく驚きに次ぐ驚きと、苦しさが襲ってきた。こんなこと起きてはいけなかった。ニュースにはならなくても、同じような道を辿ってしま…

つらつら

5/20 新しく好きになり始めた人たちのお祝い月間。新しく、とはいえ、かれこれ半年近くは追っている。今までその存在自体を知らなかったジャンルだったから、いったいどういう活動なのかを理解するだけでもある種の「勉強」が必要だったし、そこでの「共通語…

空想

米津玄師 MV『vivi』 - YouTube 少し前に米津玄師 2023 TOUR/空想に行ってきた。約半年ぶり。 当選したのが名古屋だったのもあって、思いがけず初名古屋もかましてきました。が、諸々の作業が終わらず、結局開演ギリギリに会場に到着するくらいだったから、…

おわりとはじまり

博士前期課程を修了し、博士後期課程に進学した。Master of Contemporary Asian Studies。3月から4月にかけてのこと。卒業式には行かなかった(というか行けなかった)が、親からは「せっかく修了生代表に選ばれたのにもったいない」と言われた。そういう注…

「泥濘踏みつけ歩いていけ、嵐の中涙流しながら」

書きたいことはいくつもあったような気はしていたのに、不特定の誰かに見せる前提のものとなると筆が進まなかった。何度もソーシャルメディア疲れしてきたけど、今は疲れというよりも、顔の見えない誰かに対して言いたことが何もないという感じ。Instagramは…