2022/06 まともに生きることは難しい -

気づいたらここに記録を書き留めるのは3ヶ月ぶりになっていた。3月の終わりから今の今まで、あまりにも多くのことが起きていた。それらに耐えたり、交渉したり、妥協したり、諦めたり。そんなことばかりを繰り返していた。知らず知らずのうちに疲れやストレスも溜まって、身体にも支障をきたし、どうしたもんかと思い悩む、そんな日々。外的な要因からの大きなストレスに加え、内なる自分の叱責にも疲れ果てている。なりたい自分なんかにはなれないし、そんなもの幻想だと思う。

theworldofsilence.hatenablog.com

去年の今頃は、今となっては驚くべきペースで日常を書き留めていたんだな。ここ数ヶ月が忙しすぎたということもあるかもしれないけど、去年とは体感時間の全く異なる日々を過ごしている。今の心の状態では、最近のことを整理する余裕がない。すべてがうまくいったら、ここにも書く（かもしれない）。記憶が鮮明なうちに書き記すことは理にかなっているようにも思えるけれど、痛みが継続しているときに事細かに記すことはなかなか体力的にもむずかしいし、書くことと痛いと感じることが同義になってしまう。

さっきお風呂に入りながら保苅実『ラディカル・オーラルヒストリー』を読み始めた。やっとまともに文章が読めるだけの身体の状態と環境になってきた。ウォーミングアップとしていい本を選んだかもしれない。